とある講師の冒険譚

公立中学校教員をめざす講師の日々をつれづれなるままに…

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【考察】頭髪指導とその理由について考える

理髪店にて…

散髪に行ってきました!

 月イチの散髪に行ってきた際のエピソードである。

 今まで疑問に思っていたことを店員さんに質問してみた。

 

 私「ツーブロックとソフトモヒカンってあるじゃないですか?違いは何ですか?」

 店員「ツーブロックはですね…簡単に言うと、前髪とトップは普通の長さのままで、
    サイドを刈り込むことでブロックを2種類のブロックをつくる切り方です。
    ソフトモヒカンはですね…サイドは短くカットしてトップと前髪は髪の長さを
    残すイメージですね。全然違いますよ!」

 私「全然知りませんでした (^o^;) 」

 店員「ウチの息子もソフトモヒカンにしたら学校で『ツーブロックは禁止だから直し
    てこい!』って言われたみたいです。学校の先生方は分かっていないのかも…。」

 みたいなやり取りがあった。

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   ↑ これがソフトモヒカン

  パッと見よくわからないかも (^o^;)  私もよく分かっていなかった教員の一人だったということだ。そんな教員が「ツーブロック禁止」なんてエラそうに指導しているのだから、子どもたちや保護者にとっては不満に思う方々もいるだろう。

 

なぜ「ツーブロック禁止」なのか?

 そこでなぜ「ツーブロック禁止」なのかを考えてみた (`・ω・´)ゞ

  たしかに最近の男子はサイドを短くカットしている子が多い気がする。私の勤める学習塾でも通って来ている小中高生の大半が短い頭髪である。まぁもちろん「ツーブロック」ではないですが…(^o^;)

 「ツーブロック」自体はきばつなヘアースタイルではなく、最近の流行なのだろうが(私は流行に疎い人間なので…(^o^;) )清潔感があってサッパリとした印象がある。

 ただ私も含め「ツーブロック」とそのほかの刈り込んだヘアースタイルとを確実に区別できる人は少ないのではないだろうか。だから、頭髪指導の対象になってしまうのだろうと考える。

 結論を述べると、明確な理由は「『校則』に規定されているから 」しかないのである。ではなぜ「校則」にそのようなルールがあるのかを考えていきたい。

 

頭髪指導について考える

社会のルールだから

 校則で「ツーブロック禁止」のほか「髪の毛を染めてはダメ」など頭髪に関してルールを定めている学校が大半ではないだろうか。それでは、なぜこのようなルールがあるのだろうかを考えてみたい。わかりやすいので「茶髪」を例に考えてみよう。

 なぜ「茶髪」がダメなのか? その理由は「社会ではそのような暗黙のルールがあるから」である。たとえば入試や就職の面接を「茶髪」のまま受ける方はほとんいないだろう。ファッション業界や美容関係の仕事においても面接の際は頭髪には気をつけるはずである(「茶髪」でも面接合格した!という方もいるだろうが、それは特殊なケースである)。それではふだんの学校生活の中ではOKかと問われると答えは否である。次に述べたい。

 

学校のイメージに関わるから

 「この学校には『茶髪』の生徒が多い」というイメージは「この学校は荒れている」というイメージにつながってしまう。そんな学校の生徒を進学先や就職先がどう思うだろうか想像してほしい。

 学校側もそのようなイメージを理由に生徒たちの進路が閉ざされてしまうことは何としても避けたいわけである。ゆえに校則に規定しているのである。けっして生徒たちが憎くてこのようなルールを定めたわけではないことをわかってほしい。

 社会の暗黙のルールとしてある以上、社会に適応する人間を育てる学校現場では「ツーブロック禁止」などの校則を定め、頭髪指導を行わなければならないのである。

 

最後に…

 学校という「社会」に属している以上、その中のルールである「校則」に従わなければならないことはおわかりいただけたと思う。ただこの記事を読んだ方々の中には「そんな正論を知りたかったわけではない」と感じる方もいると思う。そんな方は読み飛ばしてもらってかまわない。

 ただ「茶髪」の事例はおわかりいただけたと思うが、「ツーブロック禁止」には一考の価値があると感じた。学校の先生にも「ツーブロック」にしている方々を見かけたことがある。ある程度許容範囲があってもかまわないのではないだろうか。もちろんどこまでが許容されるかを明確に定めることは大切である。難しいところではあるが…