とある講師の冒険譚

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【雑談】自然災害にも備えよう!ー災害の可能性を調べる方法5選ー

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新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛や休校・休業措置によって、自宅待機のまま鬱々とした日々をお過ごしのことと思われます。

 そのような中で、12日(日)未明の茨城県南部を震源とする最大震度4の地震や昨日13日(月)の大雨に、私は少し恐怖を覚えました。「万が一、今このような状況下で自然災害が発生したら…」と思うと、本当に怖いです(;^ω^)

そこで、感染症予防だけでなく、日頃から地震や大雨による洪水土砂災害に備えるためにも地域の災害の可能性を事前に調べておく方法をいくつか紹介していきます。

 

 

 

災害の可能性を調べる方法5選

方法① 「本」で調べる

自然災害の可能性を調べるとなると、最初に思い浮かべるのは「防災」に関する本(以下「防災本」とする)だと思う。しかし、防災本をインターネット等で調べると膨大な数の本があり、どれを読めばいいかパッと見では分からないはずである!

そこで今回は手始めに読む防災本を5つに厳選して紹介していきます。

 

防災本① 東京都総務局総合防災部防災管理課『東京防災』

最初に紹介するのは、東京都が発行している防災本『東京防災』です。見やすいイラストと分かりやすい解説で誰でも読みやすい本となっています。

災害の基本知識が中心なので、東京都に住んでいる方はもちろん、どの地域に住んでいる方にもお役に立てるはずです!

ちなみにkindle(電子書籍)をお持ちの方は無料でお読みいただけます! 

東京防災

東京防災

 

 

防災本② 防衛省『自衛隊防災BOOK』

次に紹介するのは、自衛隊(防衛省)が監修した『自衛隊防災BOOK』です。メディアでとりあげられご存じの方も多いのではないでしょうか? 私も当時コンビニの本コーナーで手に入れました (^o^;)

この本は災害救助のプロである自衛隊が紹介するプロ直伝の知識が満載です!

おすすめ度1番かもしれませんね\(^o^)/

自衛隊防災BOOK

自衛隊防災BOOK

  • 発売日: 2018/08/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

防災本③ 『みんなの防災ハンドブック』

3つ目に紹介するのは『みんなの防災ハンドブック』です。地震や大雨による洪水など防災に関する知識が4コマ漫画で描いてありとても読みやすいです。

災害時の行動マニュアルから役立つ豆知識まで幅広く書かれています!

読みやすさはもちろん「防災に関する知識をもっと深く知りたい!」という方におすすめの本です。

4コマですぐわかるみんなの防災ハンドブック

4コマですぐわかるみんなの防災ハンドブック

  • 作者:草野かおる
  • 発売日: 2014/07/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

防災本④ 『地震イツモノート』

4つ目に紹介するのは『地震イツモノート』です。こちらもイラストで描かれ分かりやすい内容となっています。題名にある通り地震に関する防災知識はもちろん、他の災害にも役立つ豆知識が紹介されています。

 

防災本⑤ 『女性のための防災BOOK』

最後に紹介するのは、女性誌『an・an』が発行している防災本『女性のための防災BOOK』です。女性誌ならではの目線で女性に必要な防災グッズを紹介してくれています。

もちろん防災グッズだけではなく、災害時の行動マニュアルや支援マニュアルなど災害時に必要な情報がたくさん紹介されています。「防災のために何かしたいけど何から始めた良いかわからない」という女性におすすめの防災本です。

 

 

 

方法② ハザードマップ

ハザードマップ」という言葉自体は聞いたことはあると思うが、実際どのようなものかは知らない方が多いのではないでしょうか?

ハザードマップ」とは「自然災害による被害を想定し、その範囲や程度を示した地図」のことであり、洪水土砂災害、地震による津波など災害の種類ごとに自治体が作成しています。

自治体の窓口で冊子のマップを受け取れるほか、自治体のホームページにも公開されている。下に私が居住する埼玉県越谷市のハザードマップを参考に載せておきます。皆さんも自身の居住する自治体の「ハザードマップ」を確認してみてください!

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「ハザードマップ」を手に入れたら、次は家族全員で自宅付近の危険性を確認してみてください。例えば「洪水ハザードマップ」を見て、自宅が浸水しない地域であるならば、大雨の際には自宅にとどまるほうが安全だと考えることができますよね?

避難が必要な場合もあります。その場合は避難を想定して、実際に近くの避難所まで歩いて行ってみてください。実際に歩いてみることで、途中の危険性を目視することができますからね\(^o^)/

 

簡単にまとめると

  • 「ハザードマップ」を自治体の窓口またはホームページで入手する
  • 家族全員で自宅付近の危険性を確認する
  • 近くの避難所まで実際に歩いてみる

この3つのアクションプランを実行してみてください!

 

 

 

方法③ 歴史から学ぶ(自然災害伝承碑)

地域によって起こりうる災害は異なるが、それを歴史的な視点から知ることができる史料がある。今回はその中でも「自然災害伝承碑」について紹介します。

2019年から国土地理院が各地に残る「災害碑」を示す地図記号「自然災害伝承碑」をホームページ上で公開している(https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/denshouhi.html)。「災害碑」は「どのような災害が起き、どのくらいの人々が犠牲になったかを記した石碑」のことで、ホームページ上では、洪水や土砂災害、地震による津波、火山災害などに関する全国の「災害碑」計526基を掲載している。

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地図上の記号をクリックすると、上の写真のように「災害碑の写真」「災害名と発生年月日」「災害の種類」「伝承の内容」などが表示される。おそらく現地の方々でも存在を知らないものもあるかもしれないですね (^o^;)

「昔の人の知恵」ではないが、歴史を知ることで防げた犠牲も歴史上多く存在する。その点に関しては以下に参考文献を掲げておく。興味がある方はご一読ください!

地震の日本史―大地は何を語るのか (中公新書)

地震の日本史―大地は何を語るのか (中公新書)

  • 作者:寒川 旭
  • 発売日: 2011/05/01
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

方法④ 治水地形分類図

同じく国土地理院がホームページ上で公開している「治水地形分類図」を紹介します(https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/fc_index.html)。これは、河川周辺のかつての地形から水害の可能性を読み取ることができる地図となっています。

河川の氾濫で土砂が堆積してできた「自然堤防」や古い河川の流れである「旧河道」などが示されており、地理に詳しい方はこちらで洪水の危険性を確認することができます。ちなみに「旧河道」は標高が低く、現在でも大雨で水が溜まりやすい場所となっている。

参考までに、私の居住する埼玉県越谷市周辺の「治水地形分類図」を載せておきます。

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方法⑤ 今昔マップ

最後に、埼玉大学教授(地理学)の谷謙二氏が作成した「今昔マップ」を紹介します。正式には「今昔マップ on the web」というサイトで「現在の地図」と「同じ地域の古地図」が並べて表示され、比較できるようになっている。

災害自体には直接の関係はないが「昔その地域はどのような場所だったか」を知る上では欠かせないツールとなっています。例えば「田んぼだった土地を埋め立てて造られた住宅地だった場合、地盤が軟弱な場合が多く地震で被害が出る可能性が高い」といったことが分かります。

ちなみに、古地図は1890年代(明治時代後半)のものから収録され、2010年代のものまで4~9の時代区分で見ることができます。

参考までに「皇居周辺」の「今昔マップ」を載せておきます。

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最後に…

今回は、自然災害に備えるために災害の可能性を事前に調べておくための方法を5つ紹介させていただきました。中学校社会科を教えている身なので、地理や歴史の分野に偏った内容となってしまいましたが、参考としていただけると幸いです。