とある講師の冒険譚

公立中学校教員をめざす講師の日々をつれづれなるままに…

MENU

【雑談】新型コロナだけじゃない!ーアジア・アフリカのバッタ被害ー

f:id:teacherF3725:20200505123947j:plain

昨日新型コロナウイルスの感染拡大にともなう緊急事態宣言が31日まで延長されましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

外出自粛も続くなか、自己研鑽のための勉強をしたり、読書やアニメ・映画・ドラマの動画視聴など趣味の時間に費やしたりと有意義に過ごされている方が多いのではないでしょうか?

もし特にすることもなく無為に過ごしてしまっているという方は、私の過去記事をぜひご一読ください!

www.teacherfblog.work

 

 

新聞記事を整理していました!

私はここ数日は切り抜きしていた新聞記事を整理していました (~O~;) 教材研究のために切り抜きしてきたもので、2016年から貯めてきたので膨大な量があります(本記事トップ写真は一部です)

 

↓ その中で今回目に止まった記事がこちらです(読売新聞 朝刊 2020.4.20)

f:id:teacherF3725:20200505125928j:plain

この記事は「バッタによる農業被害にアジア・アフリカ諸国が悩まされている」というものでした (@_@;)

新型コロナウイルスの感染拡大だけでも大きな被害をもたらしているのに、さらにバッタによる農業被害でアジア・アフリカ諸国は食料難にも陥っているわけです。

とはいえ…日本には関係ないと思う方が多いことでしょう。そうではないことを今回は解説していきます。

 

 

アジア・アフリカ諸国におけるバッタ被害

バッタによる農業被害と食料難

今回被害をもたらしているバッタは乾燥地帯に暮らす「サバクトビバッタ」という種で日本にはいないそうです。

1つの群れで数億匹から数十億匹と言われ、風に乗って1日に100km以上移動するとされています。1匹が1日当たり自身の体重分の草を食べるため、バッタの大群が通ったあとは農作物だけでなく、家畜のエサなども根こそぎ食い尽くされる。

f:id:teacherF3725:20200505142552p:plain

そのため、バッタが大量発生したアジア・アフリカ諸国では食料難が発生し、経済にも影響が出てきている。

 

 

過去70年で最悪の事態

特に被害が深刻な東アフリカ諸国(エチオピア、ケニア、ソマリアなど)の政府は緊急事態を宣言している。ケニアは「過去70年で最悪」と言われるバッタの大量発生が地元住民の生活に影響を及ぼしている。


Locust swarms threaten the food supply of millions

 

今回バッタが大量発生したのは、2018年にアラビア半島にサイクロンが上陸したことがきっかけとされている。雨でバッタのエサとなる草が生い茂って群れが発生し、東アフリカでも昨年は雨が多く増殖を続けたと考えられる。

これらは近年の異常気象が影響したものと考えられる。発展途上国だけの問題ではなく、地球温暖化などの環境問題を引き起こしてきた先進諸国にも責任がある。こんな時だからこそ国際協力・国際貢献が問われているのである。

 

 

日本も無関係ではない⁉

気候などの条件から「サバクトビバッタ」が日本にまで飛来してくる可能性は限りなく低いが、今回の大発生は遠く離れた地域の関係ない話ではない。もちろん日本にも直接関係してくる話である。

アジア・アフリカ諸国は日本経済に緊密に結びついており、この地域で農業生産が滞れば、ただでさえ新型コロナでダメージを受けている日本の食料供給網は現状よりさらに停滞しかねない。

バッタの襲来で食糧事情が悪化すれば、新型コロナウイルスの感染拡大ですでに高まっている国家間の緊張がさらに高まることは想像に難くない。少なくとも、バッタが日本にまで来なければ無関係……といえないことは確かなのである。

 

 

最後に…

 今回の話題に関連して『バッタを倒しにアフリカへ』(光文社新書)という新書本を思い出しました。

内容は「昆虫学者である筆者が、バッタ研究のためにアフリカへ向かい、バッタの大量発生による被害を食い止める!」といったものと記憶しています。

だいぶ前に購入してそのままになっていたので、この機会に読むことにしますね (^o^;)

こんな感じで授業ネタを考えています。今回のテーマも「地理」の授業に使えそうですね! この内容が少しでもお役に立てれば幸いです。