とある講師の冒険譚

公立中学校教員をめざす講師の日々をつれづれなるままに…

MENU

【雑談】「学校・子供応援サポーター人材バンク」に登録しました!

f:id:teacherF3725:20200512164905j:plain

新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、外出自粛や休業状態が続くなかで皆様はいかがお過ごしでしょうか?

私が勤務する個別指導塾は4月当初から休校していましたが、先週から授業を再開しました。しかし、私自身は現在ほとんど仕事がない状態です (T_T) 臨時的任用教員にも登録はしましたが一切連絡もなく、このままだと生活していけない状態です (~O~;)

そのような中ですが、たまたま文部科学省のホームページを見ていたところ「学校・子供応援サポーター人材バンク」なるものを発見しました。少しでもお役に立てるならばと早速に登録してみましたが、少し疑問に感じたこともあります。

今回はこの「学校・子供応援サポーター人材バンク」がどのような制度なのか、また、この制度に対する私見を書いていきたいと思う。

 

 

「学校・子供応援サポーター人材バンク」とは?

人材バンクのシステム

学校・子供応援サポーター人材バンク」は、新型コロナウイルス感染拡大による休校から学校が再開された際に児童生徒の学習支援にあたるために、教職経験者や塾講師、大学生などをサポートにまわすための人材バンクのことです。

休校明けには小中高校では長期の休校措置による学習の遅れを取り戻すために、夏休みを短縮したり9月入学・始業が検討されるなど集中的に補習を実施することが想定されるため、この人材バンクに登録した人材を全国の教育委員会に紹介するというシステムとなっている。

このシステムの詳細についてはこちらを参照してください。文部科学省のホームページ(https://www.mext.go.jp/index.htm )からもご覧いただけます。

 

 

採用までの流れ

f:id:teacherF3725:20200512190645j:plain

  1. 文部科学省ホームページの登録フォームから登録。支援活動を希望する市区町村・職歴・活動内容などを記載する。
       ↓
  2. 文部科学省の人材バンクの名簿に登録。
       ↓
  3. 文部科学省が各自治体の教育委員会に登録者の名簿を提供する。
       ↓
  4. 各自治体の教育委員会が登録者に連絡・面接する。
       ↓
  5. 採用された登録者が各学校で支援活動を開始。

 

 

採用された場合の業務内容

各自治体の教育委員会から採用された場合、学校現場の業務の一部を担うことになる。もちろん広く人材を募集しているため、塾講師や大学生など教員免許を持っていない方でもこなせる業務もなくてはいけませんよね?

 

想定されている業務としては…

  • 補習授業を担当(教員免許所持者のみ)
  • 補習授業で児童生徒を個別にサポート
  • プリントの印刷や資料作成などの事務作業
  • 校舎内の巡回、消毒、清掃など
  • 授業で使うICT機器の準備

などが挙げられる。

 

そういえば一時期ですが、教職員の負担軽減のために校務の一部を削減したり、外部に委託したり…などの議論がなされていましたね

これを機に、学校の先生でなくとも業務をこなすことができると証明されれば、 現場の先生方の負担も軽減されることでしょう。

 

 

「学校・子供応援サポーター人材バンク」についての意見

学校再開後は学習の遅れを取り戻すためにも、授業時数の増加や授業自体のスピードアップが想定される。手厚く児童生徒を指導するためにも教職経験者などに授業や補修などでサポートに入ってもらうシステムは理にかなっている。

私もこのシステムには賛同しました!(なので登録させていただきました。)

ただ思い出してほしいことがあります。各自治体では教育事務所などで名簿に登録し、臨時的任用教員や非常勤講師として採用されることを待ち望んでいる方が多くいることを思い出してほしい!(私もその一人であるが…)

 

彼らから優先して採用すべきではないのか!

 

今回対象とされているのは退職された教員OBだけでなく、塾講師や大学生など教員免許を持っていない方も登録可能だそうである。

もし彼らが学校現場に入った場合、彼らを指導する役目は誰が担うのか? 彼らの責任はどの程度まで問われるのか? といった問題があります。

もちろん現場の先生方にはそのような余裕はないはずです。文部科学省はそこまでお考えなのでしょうか?

 

これらを考慮しただけでも今必要とされるのは即戦力なのではないでしょうか?

臨時的任用教員や非常勤講師として学校現場を経験されている方々を優先して採用するべきではないでしょうか?

 

 

最後に…

政府の要請で一斉休校が行われたのが3月上旬。緊急事態宣言により休校措置が延長され2ヶ月以上が経過しており、休校による学習の遅れは深刻な問題となってきている。

家庭学習などの自学自習にも限界があり、学校の早期再開が望まれるところです。ただ全国の小中高校ならびに特別支援学校は約3万6000校あるそうです。教職経験者だけでは足りないことは確かです。

必要な措置とはいえ、何を優先すべきかを今一度問いたいと思い、今回はこのテーマで記事を書かせていただきました。最後までご一読くださりありがとうございます。