緊急事態宣言が少しずつ解除されてはきたものの、すぐに元の生活に戻るわけではなく、家で過ごす時間がまだまだ続きそうですね (^o^;)
「家でできること」にも限界がきている方も多いのではないでしょうか?
以前に「休業中の過ごし方」について書いた記事がありますが…
今回はそこに「ひとり朗読」を追加していきたいと思います! 特に一人暮らしの方におすすめなので最後まで読んでいただけるとうれしいです (≧∇≦)b
「ひとり朗読」のすすめ
「話すこと」の重要性
誰かと会話していますか?
緊急事態宣言が少しずつ解除されてきたものの、いまだ外出自粛ムードは続いていますよね? そのためか誰かと会ったり、会話する機会もだいぶ減っていますよね?
もちろん電話やオンライン通話などで会話することはあるとは思いますが、会話する比率は下がっていると思われます。特に一人暮らしの方は顕著なのではないでしょうか?
私も一人暮らしの身なので他人事ではないですね (~O~;) ここ数日でも会話はほとんどなかったですね (^o^;)
1日に発した言葉が3単語だけだった日もあります (@_@;)
- 朝食を食べに「すき家」に行き、注文をした際に「〇〇朝食をお願いします!」
- 自宅で郵便物を受け取った際に「ありがとうございます!」
- 買い物に行った際に、レジにて「お支払いは?」と尋ねられて「現金で…」
これってヤバいですよね?
「声帯」が衰える危険性が…
あまりに会話をしていないと「声帯」が衰える危険性があるそうです。
「発声(声を出すこと)」のメカニズムについては YouTube に解説動画がありましたので、こちらを参照してください。
みなさんは声を発する(発声する)際に動かす体の器官を「声帯」というのはご存知ですよね?
この「声帯」は長期間にわたって声を出さない(発声しない)でいると衰えて声が出にくくなります。 その影響は「声」だけではなく、「声帯」には体に力を入れたり食べ物を飲み込んだりする役割もあるので、いろいろと生活に支障をきたすようになります。
特に高齢者は「転倒」や「誤嚥性肺炎」の危険性が高まります。高齢者は一度身体機能が衰えると回復することは難しいので、日頃から「発声」の練習が欠かせないですね!
そのためにも「ひとり朗読」が必要だと言えます! もちろん若い世代の方にも他人事ではないですよ\(^o^)/
「ひとり朗読」のテキスト
朗読テキスト
ここでは朗読用のテキストをいくつか紹介していきます。
最初に朗読用のテキストとして思い浮かんだのが 「声に出して読みたい日本語」です。
著者の 齋藤孝(明治大学教授・教育学)さん はテレビ番組でもよく見かける方でご存知の方も多いのではないでしょうか?
この作品は今から約20年前に出版されたものですが、いまだに人気があって子ども向けにシリーズ化しているそうです(知らなかった… (^o^;) )。
私も小学生の頃にお世話になりました…って年齢がバレてしまいますね (^o^;)
国語の授業で暗唱させられた『平家物語』の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり…」などの古典の冒頭部分や落語「寿限無」の一節「寿限無寿限無五劫の擦り切れ…」などは今でも覚えているくらいです (^_^)v
「ひとり朗読」のテキストとしてはもちろん、お子さんのいる家庭でも是非親子で一緒に朗読してみるのはいかがでしょうか?
朗読サイト「青空朗読」
次に、身近に手頃なテキストがない方におすすめな朗読サイト「青空朗読」(https://aozoraroudoku.jp/)を紹介します。
著作権の保護期間が切れた文学作品を無料公開しているサイト「青空文庫」(https://www.aozora.gr.jp/)に収録された作品を、アナウンサーなどプロの朗読家が自らが朗読した音声を公開しているサイトで、収録作品は約600点に及びます。
本来は目の不自由な方向けの「聴く」ためのサイトだが、朗読をする際のお手本にもなります。「作品名」や「作家名」のほか「収録時間」でも検索できるので一度当サイトを訪れてみてください!
最後に…
私は今まで「人前で話す」仕事をしてきたもので、このように長期間にわたって発声しないようなことはありませんでした。
この前久しぶりに実家に電話した際に、たった30分ほどの会話でしたが声がガラガラになってしまい、だいぶ焦りました (^o^;)
いろいろ調べていく中で「声帯」が衰えてしまうことを知り、何か実践できることは…と考えて「朗読」を思いつきました。みなさんにも是非実践していただきたいです。
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